通信販売と基礎化粧品

通信販売において、売れ筋商品となっているものの中に「基礎化粧品」があります。化粧品通販の中でもスキンケアに重点をおいた基礎化粧品はかなり人気が高くなっており、反対にメイクアップそのものをするための用品はそれほど人気が出ているわけではありません。通販新聞による調査では、化粧品関連の通販をする企業のなかでは増収となったのは大手5社で、それぞれオリジナルの基礎化粧品をメインにしているところでした。
現在、基礎化粧品部門において単独一位の売上をしているのがDHCです。DHCといえばオリーブバージンオイルのような天然成分を主体にした化粧品が特に有名です。また、現在では他のメーカーからも数多く販売されているコエンザイムQ10の販売を始めたのもDHCが最初でした。コエンザイムQ10は、日本ではもともと心臓病の治療薬として使われてきた薬品でしたが、2001年より厚生労働省から食品に配合を認められ、2004年からは化粧品にも使われるようになりました。
DHCの特徴は、化粧品や乳液、クリームなど基礎化粧品の多くを網羅していることと、またそれらを合わせても5000円未満の低価格で購入できるという手軽さにあります。コエンザイムQ10と言えば老化防止に役立つ成分として有名ですが、これが通信販売を好んで利用する30~40代、あるいは60歳以上の女性の心に強く訴えかけることに成功したのでしょう。
通信販売の成功例のひな形とも言える企業です。